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ザ・スーパー・ポップ宣言

甘茶コンピ(16)

甘茶ソウルコンピの世界(16)
SWEET SOUL COMPILATIONS (16)


スウィート・ソウル・ベスト10 集計一覧

甘茶ソウル百科事典の世界(1) (2) (3) (4) (5) (6)

私の好きな甘茶ソウル(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10)

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湯村輝彦 GANGSTA LUV

山下達郎 サンデー・ソングブック

山下達郎 SSB スウィートソウル オンエアポイントランキング(1) (2)

山下達郎 SSB スウィートソウル特集

甘茶ソウル入門の部屋

U.S.BDG 究極のLPコレクション - グループ編(1) (2) (3)

マニアック甘茶ソウル@YOU TUBE


【甘茶ソウルコンピ紹介】

甘茶偏差値の基準や例は「私の好きな甘茶ソウル」のページの数値を参考にして下さい。偏差値の高い曲は次の色で表示してあります。ご参考まで。

(甘茶偏差値65以上)
(甘茶偏差値61以上)
(甘茶偏差値60)

MASKMAN PRESENTS CHI-TOWN HUSTLERS! VOL.2 '08 (DISC UNION特典 MIX CD)

CHI-TOWN HUSTLERS2.jpg

DISC UNION特典(一万円以上商品を買うと貰える)マスクマン氏ミックスCDの第9弾。引き続きシカゴ・ソウル特集ですが前作同様かなり地味で泥臭い曲が多く、チャイライツに代表されるシカゴの爽やかで冷たい風などを感じさせる曲は皆無。甘茶ソウルもほとんど有りません。当初こうして都市別にコンパイルするのは面白い試みだと思いましたが、実際こうしてシリーズを聴き続けてくるとディープ、スウィート、モダンやダンサー等が混在するのは正直聴きづらい。結局ジャンルが混在してしまうと都市の持つサウンドの独自性というのも掴みにくい。それゆえ都市ごとの音の傾向というものへの興味が薄れてしまうので、個人的にはやはり初期の作品のようにスウィートやディープ等とジャンル分けしてもらえる方が有り難いですね。

3は71年と古めの作品ながら華やかさと瑞々しさが同居したダンサー。ゴージャスなホーンや華麗なストリングスにコーラス陣も忙しげに絡んだりして賑やかな雰囲気が楽しいね。ちょっと泥臭いけど私も大好きな一曲です。続いて4もアップテンポなダンサー。メロディは暗いけど緊迫感はなかなかのもの。5はDUSTY SPRINGFIELDも「I CAN'T WAIT UNTIL I SEE MY BABY'S FACE」としてやっているバラード。キャッチーでよく出来たメロディを持つ曲だけど、サウンドにDUSTY版のような華やかさが無くヴォーカルもおとなしめで全体的に小粒な印象。

6は洗練された雰囲気のモダンソウル。さほどテンポが速いわけではないけれど、滑らかで流れるようなグルーヴを感じさせる良曲です。10のベルのブルはちょっと甘めのソウル。12はドラムが忙しく畳み掛けるノーザンダンサー。でだしの威勢の良さや高揚感のあるコーラスなど雰囲気はいいがメロディとヴォーカルはいまひとつで惜しい。15はちょっと泥臭いディープソウル。メロディはなかなかいい。

18はU.S.BDG #300のウインディ・シティ。この曲はNOT ON LPで甘茶ソウル百科事典P.33掲載曲。特別甘いというわけでは無いけれど個人的に持つシカゴ・ソウルのイメージに近い爽やかな曲。20はSAM DEES作のなかなか快活なレディソウル。21もドラムスが忙しいモダン風味のダンサー。曲調も明るく爽やかだし、こういうのってクラブ受けしそう。22は軽めのファンクというかディスコというかちょっと中途半端な内容かな。23はファルセット・モダン・ダンサー。軽すぎてどうも落ち着かないですね。24は大仰なディープバラード。これは知りませんでしたがイイですねえ。ちょっと風呂敷を拡げすぎた感が有りますが70年代ソウルならば、こう来なくっちゃね。

1.IF A WOMAN CATCHES A FOOL / VOICE MASTERS
2.HOMEBOUND / LENNIE SATIN
3.HEY GIRL JUST LIKE YOU / DELTAS(ダンサー偏差値65)
4.WHAT GOOD AM I WITHOUT YOU / DARROW FLETCHER
5.I CAN'T WAIT / SONJI CLAY(バラード偏差値62)
6.SHE'LL COME RUNNING BACK / MEL BRITT(モダン偏差値63)
7.AIN'T GOT NO PROBLEM / SUNDAY
8.IF YOU HAD MY LOVE / ONCOMING TIMES
9.LOVE HIM IN RETURN / HELEN CURRY
10.IN THE MEANTIME / BULL
11.I DIDN'T KNOW HOW TO / CONSTELLATIONS
12.PLEASE LEAVE ME / DRAKE & THE EN-SOLIDS (ダンサー)
13.TWO LOVERS / CHEERS
14.EVERYBODY TALKS ABOUT THE DEVIL / TIMMY SMITH
15.CHECKING OUT / LEE SHOT WILLIAMS (ディープ)
16.WILL YOU WAIT / EL ANTHONY
17.CAN'T GET OVER / JIMMY BURNS
18.HEY IT'S OVER / WINDY CITY
19.DANCIN' A HOLE IN THE WORLD / ESQUIRES
20.YOU BROUGHT IT ON YOURSELF / BARBARA HALL
21.BLOW MY MIND / LOST FAMILY(ダンサー偏差値62)
22.I WANNA THANK YOU / MISTER
23.I LIKE SPENDING MY TIME / LUST
24.YOU WERE MADE FOR LOVE / JAMES PHELPS(ディープ偏差値64)


MASKMAN MIX CD 「DISCOVERY」 '09 (DISC UNION特典 MIX CD)

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DISC UNION特典(一万円以上商品を買うと貰える)マスクマン氏ミックスCDの第10弾で、今回はなんとディスコ特集。ずらっと見慣れない名前が並ぶのは壮観ですが、所謂ヒットものディスコは皆無のマニアックな内容なので、私のようなジンギスカンとかの能天気ディスコが好きな人には向かないみたいですね。そんな訳で恒例の偏差値表示は割愛します。全体的に泥臭くファンキーな曲が多い中で、18はクールな曲調に小刻みなギターカッティングが心地よいモダンダンサーという感じで一応個人的オススメ曲です。

それと甘茶ソウルファン向けの聴き所としては、究コレ/ソロ編で知られるVAN JONESの9が甘めのハイテナー・ディスコ。22はEddie Kendricksのカバー曲で本来の浮遊感ある曲調に加えて、より甘めのハイテナー・リードが良い。23も悲哀に満ちたファルセット・コーラスが多めに入った甘めのディスコで甘茶ファンには聴き易そう。

1.DISCO PARTY / R TEE R
2.AIN'T IT GOOD TO YOU / EBONISTIC
3.FINGER LIKIN GOOD / KALEIDOSCOPE BAND
4.DANCING FREE / HOT ICE
5.TIME PASSES BY / JAMES BYNUM
6.LITTLE GIRL / LIZA-MAY
7.PRECIOUS DOVE / BROTHER LOVE
8.LOOK AT THIS DISCO GO / MORRIS LEWIS
9.LET'S GO DISCO / VAN JONES
10.DON'T LET THAT LOVE PASS YOU BY / ED TERRY
11.EVERYBODY PARTY / FIREBOLTS
12.BABY I'M COMING AT YOU / JESSIE GOMEZ
13.SOMEONE SPECIAL / RIDEOUT
14.GROOVIN'(ON A LOVE SONG) / BLISS
15.RUNNING BACK TO YOU / LAS VEGAS CONNECTION
16.GIVE UP WHAT YOU GOT / FREEDOM MACHINE
17.POSITIVE GAME / STARFIRE ONE
18.YOUR LOVE KEEPS ME DANCING / IKE STRONG
19.KEEP ON GETTIN' DOWN / LE FRANK 'O
20.FIRE FUNK / HYPNOTICS
21.NO SEAT DANCIN' / FRANKIE ALEXANDER
22.DATE WITH THE RAIN / FRANKIE GEE
23.R.S.V.P. / JOSEPH GRAY
24.GETTIN' READY FOR THE GET DOWN / Z.Z. AND COMPANY


4 EVER & MORE - A COLLECTION OF GROUP SOUL SELECTED BY THE SHARK / diskunion新宿ソウル/ブルース館特典MIX CD-R

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THE SHARK氏による「珠玉のグループ・ソウル」MIX CD-R。例外なく全曲がひどく音割れしていてとても気持ちよく楽しめる内容ではない。

1は97年に山下達郎もオンエア、メロディが良く出来てます。2は甘茶ソウル百科事典掲載の軽快なアーリーフィリーダンサー。3は最近でた素晴らしいコンピ「WANTS LIST VOL.2」にも収録。本当の音は透明感が高く&高揚感も良い。4はマスクマンのCDRにも入ってました。5はフリーソウル橋本、またも失態 FOUR BELOW ZERO / MY BABY'S GOT E.S.P.にも書いたが12"VERSIONでこそ真価を発揮するのでここでは評価を下げた。6、7、8と甘めだがいまいち決め手に欠ける。9の情感深いメロディと歌唱はいいですねえ。13は甘茶ソウル百科MOONY'S SELLECT掲載。14は「SOUL FROM THE VAULT RARE SWEET DYNAMITE VOL.8」にも収録されていた、ちょっと物悲しい甘茶ソウル。手元のCDRでは折角の美しいコーラス部分が奥に引っ込んでしまってほとんど聴こえなく残念。15は初耳だけど緊迫感はなかなかのもの。ピアノがきれいに響いていそうだけどやはり音割れでよく聴こえない。16は大トリの位置づけであろう有名曲。甘茶ソウルで「4」と言えばこのグループのこの曲ということで異論ナシ。

以上、中身の方は突出した曲は少ないものの平均して高めの水準。音割れの無い状態で気持ち良く楽しみたかった内容。

なお、このレビューは当初「音割れの愚行 4 EVER & MORE - BY THE SHARK diskunion特典CD-R」として日記に書いたものとは内容を変えて掲載しています。何故?誰によって音割れが生じたのか、またその後の対応は?などの経緯はそちらをご参照頂き、各自でご判断下さい。

1.FOUR TOPS / I JUST CAN'T GET YOU OUT OF MIND
2.CONTINENTAL FOUR / THE WAY I LOVE YOU
3.FOUR FLIGHTS / ALL I WANT IS YOU
4.MARK FOUR / SIGNS OF A DYING LOVE
5.FOUR BELOW ZERO / E.S.P.(PART.1)(ソウル偏差値61)
6.CONGENIAL FOUR / YOU PLAYED THE PAST (OF A LOOSER)
7.UNLIMITED FOUR / WALK AWAY LOVER
8.FOUR PUZZLES / RIGHT OR WRONG
9.FANTASTIC FOUR / I'M GONNA CARRY ON(ソウル偏差値62)
10.FOUR PRO'S / YOU CAN'T KEEP A GOOD MAN DOWN
11.FOUR SONICS - PLUS ONE / TELL ME YOU'RE MINE
12.MAJOR FOUR / DOWN IN THE GETTO
13.FOUR MINTS / ROW MY BOAT
14.FOUR WONDERS / JUST LOOKING FOR MY LOVE(甘茶偏差値62)
15.ESSEX FOUR / MY HEART JUST CAN'T TAKE IT(甘茶偏差値61)
16.CONTINENTAL FOUR / LOVING YOU (IS THE NEXT BEST THING TO HEAVEN)(甘茶偏差値71)


GROOVE-DIGGERS 特典 VOL.1 (DISC UNION特典CD)

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いつどうやってこの特典CD(のコピー)を入手したのか忘れてしまったのですが、DISC UNIONで何らかの条件で商品を購入すると貰えた特典CD。「GROOVE-DIGGERSシリーズの雰囲気を伝える事を主目的に、ブルースインターアクションズ/P-VINE様よりご提供いただいたメーカー特典品です。」とのただし書きがあります。

要はサンプラーという位置づけになると思うのですが、トラックリストは非公表とのこと。これじゃ折角気に入った曲があっても、どのCDを買えばいいか分からない。更に言うと、個人的に潔癖症だからなのか、この手のものはトラックリストが無いとイライラしてしまって聴くことに集中できなかったりする。人様から頂いたセレクトテープがミックスしてあったり、フェイドアウトだらけだったり、わざと音を悪くしてあったりするのもイヤだけど、トラックリストが無いというのも同じぐらいイヤだな。P-VINEが精力的に玉石混合なソウルのマイナー盤を掘り起こし、安価にて提供してくれることは感謝するけれど、こういうのは勘弁して欲しい。

内容は全11曲でおそらくはGROOVE-DIGGERSシリーズとして既発のもの、今後の発売が予定されているもの等を取り混ぜたものに思えます。いい曲が多いので、是非トラックリストが知りたいのですが、本CDの収録曲名/アーチスト名などお分かりの方がいらっしゃいましたらこちらまで情報をお寄せ頂けますと有り難いです。

1.Clydie King / Loving You Is So Easy
2.1619 BAD ASS BAND / Where Do I Go From Here
3.KING JAMES VERSION / I'LL STILL LOVE YOU
4.
5.
6.
7.SOL / Bird Of Beauty
8.
9.
10.Copeland Davis Group / Jet
11.Clydie King / Loving You Is So Easy (1とは別バージョン)

1.ROCK YOUR BABYに似た出だしのインスト中心のナンバー。「LOVING YOU IS SO EASY , LOVING YOU IS SO RIGHT」という女性コーラスが印象的。後半3分ぐらいのところから女性ヴォーカルが入る。
2.どちらかというと淡白な曲調で冷ややかで透明感のあるシンセの音色が印象的。女性ヴォーカル。
3.女性ヴォーカル。「I'LL STILL LOVE YOU」とか歌ってます。しっとりと落ち着いた小粋な作品。
4.甘茶ソウル風。「THIS IS A TIME FOR LOVING」と歌い始めます。そこの部分の歌声がチト耳障り。
5.暗くファンキーな曲。「WE CAN WAIT TILL TOMORROW」と歌ってます。
6.これもファンキーな曲。黒いです。
7.SIMON SAYSと歌ってるみたい。アップテンポでパーカッシブな軽快なナンバー。こういうの好きです。(後にSTEVIE WONDERの曲と判明)
8.女性ヴォーカルが暗く不思議なムードで歌います。なんとなくエスニック。
9.軽やかな男性ヴォーカルのミディアム。
10.幾分ゆるやかなミディアムテンポの爽やかな曲。高揚感もあり、ちょっと感動をよぶナンバー。
11.1曲目と同じ曲の別バージョン?

(偏差値評価はしてません。)

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I LOVE 45'S ~LA LA MEANS・・・SWEET SWEET REVUE~ MIXED BY MURO '10

MURO I LOVE 45S.jpg

若者に人気のDJ MURO氏によるスウィートソウル・ミックスCD。トラックリストが無い(*)のでイライラさせられましたが、一体どんなセレクトをするのか興味津々で聴きました。結論としては、甘さというよりはレア度やマイナー度に固執した内容のうえ、既出の甘茶ソウルコンピ収録曲も多く、世界的掘り師?の仕事としては個人的にはかなり期待外れ。次回作では今回を上回る「掘り」を期待します。

1はSOUL GENERATIONのアルバム収録曲。最初聴いた時は女性の語りを被せてあるし、ヴォーカルもちょっと違和感を感じたから別バージョン?それともカバー?って驚いたけど、単にピッチを早めて再生している模様。人騒がせな事すんなよって感じ。(以下、どうも全体的にピッチ早めてる気がします。)2は「LOST SOUL OLDIES VOL.15」収録曲。ちょっと暗くて趣味じゃなく全く記憶に残ってませんでした。3は柔らかなファルセットが印象的な曲。サビ部分は聞き覚えあるんだけど分からないなあ。

おお、4はイイですね!いきなりの憂いを帯びたサビ・コーラスが痺れます。他の部分のメロディはいまひとつ魅力薄なのが残念だけど、この部分だけでも十分甘茶ソウル殿堂入りと言えますね。中盤以降のファルセットの盛り上がりも鬼気迫ってて素晴らしい。誰の曲なんだろう、知りたいなあ。(その後判明しました。)5は激甘子守唄「LOVER'S LULLABYE」で有名なダイナミック・ファイブのアルバム「LOVE IS THE KEY」収録曲。2009年にこの「BEAUTIFUL LADY」が海賊盤で出回りましたが、出来は遥かに前者の方が良い。

6は甘茶コンピの超定番収録曲でMURO氏で5枚目かな。7は妖しい「おとこの娘」甘茶で私も大好きな青少年グループのシングル・オンリー曲。8はU.S.BDG #223の人。「UNDERGROUND OLDIES VOL.4」にも収録された曲だけど、ちょっと地味だね。9は甘茶ソウル百科事典P.92でも紹介されてる甘茶の王様グループのいまいち冴えない初期の曲。何でこういう曲入れるのかな?レアだから?

10はテンポの速いダンサー。甘みはほとんど無し。11はROY "CORTEZ" BUTLER (BOO 1002)もやってる甘めのソウル名曲。オリジナルはCREATIONS(ZODIAC 1005)で、これはKEB DARGEもコンピに入れてました。リードが塩辛い感じなので個人的に甘茶ソウルにはカテゴライズしていなかったけど、確かにバックは大甘ですね。

12はコーラス無しでファルセットがふらふらと歌い上げますが、メロディに締りがなく、13もいまいち魅力薄。14もリードはなかなか伸びやかだけど、甘茶ソウル的魅力は薄い。15は完全にディープ・バラードって感じですね。まずまずの内容。16はBROKENHEARTED DREAMER Vol.1収録。緊張感のあるファルセットが悶えまくる暗めの内容で、あまり好みではないですが存在感のある曲で人によっては高評価かも。

17は傑作コンピTHE ESSENTIAL SWEET SOUL SELECTION 収録曲で、これもちょっと暗い。18はSUPER SWEET SOUL VOL.3収録。「預言」だなんて仰々しい名前だね。19はときめきのスウィート・ソウル 収録曲。うーん、、、この曲いい?何かレア高値盤のあるグループだからって贔屓してないですか?20はPRESIDENTSの70年のヒット曲の82年製カバー。まあ元曲と比べると可哀相だけど、何せ曲がいいからここでの出来も悪くない。

21は聞き覚えある気もするけど分からないなあ。22は甘百P.109掲載曲。これも暗いんだけど、こういうのがMURO氏の趣味なのかも。23は甘茶ソウル史上に残る究極の作品。「45, SWEET」と言って、GASLIGHTやTOMORROW'S PROMISEが入らないのはマズいよね。25は究極のLPコレクション掲載曲。歌声(声質)、メロディともに魅力不足で甘茶偏差値は58といったところ。

* トラックリストは私が分かるものだけ書いておきましたが、抜けている分、間違っている分については是非分かる方にフォロー頂きたく。こちらの記事にコメント下さい。曲名の( )内はサビ等で聴ける一番印象的な部分です。こちらそちら等で試聴出来ます。

1.SOUL GENERATION / BODY & SOUL(THAT'S THE WAY IT'S GOT TO BE)(甘茶偏差値64)
2.FAMILY CONNECTION / THIS TIME
3.? / ? (WHAT AM I TO BE LOVED)
4.HALLELUIAH CHORUS / I'VE GOT TO FIND A WAY(甘茶偏差値64)
5.DYNAMIC FIVE / BEAUTIFUL LADY(甘茶偏差値63)
6.FREEDOM MACHINE / STOP DOUBTING MY LOVE (甘茶偏差値61)
7.JIMMY BRISCOE & THE LITTLE BEAVERS / I'LL CARE FOR YOU(甘茶偏差値65)
8.TIMOTHY WILSON / SAY IT AGAIN
9.DELFONICS / HE DON'T REALLY LOVE YOU
10.SLY SLICK & WICKED/ SURELY IS YOU IS OR IS YOU AIN'T MY BABY
11.BROTHERS OF SOUL / DREAM(甘茶偏差値68)
12.? / ? (YOU ASK ME / YES I DO)
13.? / ?
14.LOU RAGLAND / UNDERSTAND EACH OTHER
15.SMOKEY BROOKS / ETERNAL
16.HANDS OF TIME / THIS LOVE FOR REAL(甘茶偏差値62)
17.HAZE / I DO LOVE MY LADY(甘茶偏差値61)
18.PROPHECY / LET ME KEEP ON WALKING(甘茶偏差値62)
19.BRIEF ENCOUNTER / TOTAL SATISFACTION
20.CHICAGO GANGSTERS / 5-10-15-20(25-30 YEARS OF LOVE)(甘茶偏差値64)
21.NECESSITY / IT'S TOO BAD
22.LOST GENERATION / YOUR MISSION (IF YOU DECIDE TO ACCEPT IT)
23.GASLIGHT / I'M GONNA GET YOU (甘茶偏差値75)
24.LARRY SANDERS /WHERE DID PEACE GO
25.TONY AIKEN AND FUTURE 2000 / SHE LOVES ME

I LOVE 45'S ~LA LA MEANS・・・SWEET SWEET REVUE pt.2~ MIXED BY MURO '13



タイトルに「LA LA MEANS」、「SWEET SWEET REVUE」と冠したMURO氏のスウィートソウルコンピ第2弾。宣伝文句や第一弾の内容からも当然スウィートソウルコンピと受け取ってしまいましたが、内容的にはフリーソウルとかの軽めのソウル中心で残念ながらタイトルに偽り有りという感じ。具体的には女性ソロヴォーカル中心で男性のグループ物、ファルセット物は皆無に等しい。ミディアム中心でリズムのつながりは感じられるものの、暗いムードの曲が多く甘さを感じられる曲も少ない。更に致命的なのが魅力的メロディを持った曲がほとんど無い点。また暗めの曲と曲の合間に、とってつけたように女性の甘い囁きが挿入され、それらが完全に浮いてたりする様は甘茶ソウル愛好家としては残念としか言い様が無い。

前回はがんばってトラックリストを特定しようとしましたが、今回はパッと思いついたものだけ列記しました。(分かる方教えて下さい。)偏差値評価も無しです。

ディスクユニオンのページで試聴できます。

1 ? / SWEET MUSIC , SOFT LIGHTS & YOU
2
3
4
5
6
7
8
9 SYLVESTER / HERE IS MY LOVE
10
11
12
13
14
15
16 BALLADS / WAIT
17
18 CHUCK JACKSON / TAKE OFF YOUR MAKE UP
19 ? / JOLIE
20 ? / NEVER GIVE YOU UP(NEVER GONNA GIVE YOU UP)
21
22
23
24
25
26
27 WINDY CITY / JUST FOR YOU

I LOVE 45'S ~LA LA MEANS・・・SWEET SWEET REVUE PT.3~ MIXED BY MURO '14



タイトルに「LA LA MEANS」、「SWEET SWEET REVUE」と冠したMURO氏のスウィートソウルコンピ第3作。ほとんどスウィートソウルとは無関係だった前作と変わって、今回はスウィートソウル中心のセレクト。ただし第1作同様に甘さというよりはマイナー度に固執した内容という感じ。

6は山下達郎もオンエアしましたね。曲の出来は良いがちょっと暗めなのがなあ。7はサビがキャッチーに盛り上がる。よく耳にするけど曲名失念。8は、「女性の甲高い遠吠え」として当ブログでも先日取り上げた曲のインスト版。原曲を知っているとインストも楽しめますね。9がこのCDでの最大の聴き所でしょうね。当ブログでも「フィリーでキュンっ!な甘茶バラード☆」として取り上げたU.S.BDG #418の女性シンガーのNOT ON LPのバラード大作。出だしからサビに到るまで実に情感深く、ダイナミックなラインを描くメロディが素晴らしい。

11は「STYLISTICS / STOP, LOOK, LISTEN」のカバー。ちょっと味わい不足なヴォーカルだった原曲よりはいい感じ。13はエディ・ホルマンがハイテナーとファルセットを屈指して技巧的に歌い上げる甘茶ソウル。なかなかよく出来た曲だけど暗いのがどうも。14はIntrudersのヒットカバーだけれども、これぞという芸は無い。女性リードが切なく「LOVING YOU」と歌う20は糖度は低いけどなかなかの良曲。データベースを探してみたんだけど「LOVING YOU」と付く曲が多すぎて断念。21はSOFT TOUCHの甘茶ソウル女王様曲の元となった曲でリードは男性。SOFT TOUCH版を入れないで敢えてこっちを入れてくるところが、ちょっとね。

1.不明
2.ETHICS / FAREWELL
3.EMULATIONS / THESE ARE THE THINGS
4.不明
5.不明(インスト)
6.COURTSHIPS / OOPS, IT'S JUST SLIPPED OUT
7.不明(YOU AND ME ?)
8.DENISE KELLY & FAME / I'D LIKE TO GET INTO YOUのインスト
9.DEBBIE TAYLOR / I DON'T WANNA LEAVE YOU(甘茶偏差値67)
10.GREAT PRIDE / SHE'S A LADY
11.不明(STYLISTICS / STOP, LOOK, LISTENのカバー)
12.GLASS HOUSE / I DON'T SEE ME YOUR EYES
13.EDDIE HOLMAN / STRANDED IN A DREAM(甘茶偏差値62)
14.DISCIPLES OF SOUL / TOGETHER
15.不明(インスト)
16.不明(MAGIC MIRROR ON THE WALL ?)
17.不明(インスト)
18.INTERNATIONALS / TOO SWEET TO BE LONELY
19.BENNY LATIMORE / I'LL BE GOOD TO YOU
20.不明(LOVING YOU)(甘茶偏差値61)
21.HESITATIONS / IS THIS THE WAY TO TREAT A GIRL
22.IMPRESSIONS / WE MUST BE IN LOVE
23.不明(WELCOME HOME)

* トラックリストは私が分かるものだけ書いておきましたが、抜けている分、間違っている分については是非分かる方にフォロー頂きたく。こちらの記事にコメント下さい。曲名の( )内はサビ等で聴ける一番印象的な部分です。

HEART & SOUL RARE OLDIES VOL.1 '99 (LOST SOUL RECORDS LSR #2001-2)

Heart & Soul Rare Oldies Vol.1.jpg

1. What Will I Do - The Whispers
2. Same Thing in Mind - The Natural Four
3. I Need You Baby - JESSE JAMES
4. My Queen of Hearts - Timothy Wilson
5. Man That Isn't Free - THE SOUL SENSATION
6. What's Life to Give - The Whatnauts
7. Oh How You Hurt Me - The Fabulous Performers
8. Hey, Mr. Love - THE CITATIONS
9. Sad Mans Land - Spoilers
10. What Can I Do (The Wedding Song) - Derrick Harriott
11. Gonna Try to Get You Back - MIKE AND THE CENSATIONS
12. Can't Get over Losing You - Donnie Elbert
13. Yes I'm Ready - THE HESITATIONS
14. I Care for You - THE THREE JADES
15. Never in a Million Years - Candace Love
16. That's How It Is - WOMAN
17. Come Back to These Arms of Mine - VIC MARCEL

HEART & SOUL RARE OLDIES VOL.2 '00 (LOST SOUL RECORDS LSR #2002-2)

Heart Soul Rare Oldies Vol.2.jpg

1. Now That You're Mine - Johnny & The Expressions
2. Leading Lady - The Notations
3. Til You Come Back to Me - Lee Williams & the Cymbals
4. I'm So Glad - James Conwell
5. That's the Way Love Goes - Ethics, Ethics
6. Gotta Let You Go - Ledgends
7. All Good Things Must End - The Topics
8. One Heart - Emanons, Hot Ice
9. Isn't It Lonely - Hot Ice
10. I Wonder What She's Doing - Soul Generation
11. Let's Start Over - Ringleaders
12. No Particular One - Jesse Boone & the Astros
13. That's the Kind of Love - The Mystics
14. This Love of Ours - The Sunlovers
15. You Turn Me On - The Turks

THE HEART OF SOUL (GODDESS #101)

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TRACK LIST IS COMING SOON.












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